主とは? 知って祈れる幸い

2023年7月9日(日) 第二主日・合同礼拝

宣教者 岡村直子牧師

詩編 5編2~4節

今日は教会と幼稚園の“リス組”さんとの合同礼拝を行う日となりました。ほんの1時間ほどの礼拝ですが、新たな1週間が始まる第一歩の朝に、共に神を礼拝することからスタートできることを嬉しく思います。
今日は幼稚園の7月の暗唱聖句にあわせて詩編5編の最初の2節を読んでいただきます。詩編は150編あって、昔も今も変わらない人間の心や神への期待が表されています。今日の5編はダビデの詩となっていまして、紀元前10世紀に活躍した勇者であるダビデの神への懇願の祈りの言葉です。彼は権力を持つ王になってからとんでもなく大きな罪を犯しましたが、それを指摘された時にハッと気付いて神へ心からの悔い改めの告白をして、生涯神を第一とした人でした。
こひつじ幼稚園のおともだちが、幼稚園でいつも祈るのは、イエス・キリストのお名前によってです。イエスが来られて、神に従えない人間を救う道を開いて下さいました。死から復活したキリストは目には見えませんが今、共にいてくださる神であり主です。
祈りは宗教をもつ人だけでなく、どんな人の心にもあるものでしょう。祈る対象がわからないまま漠然と祈るのではなく、今の私たちには、「主よ!」と呼べるイエス・キリストがおられます。祈りは実際にしてみることから始まります。世界の問題、あなたの個人的な問題、どんなことも神は軽んじることなく、丁寧に受けとめて応答して下さるお方です。神はあなたを大切にしておられ、あなたに最善をして下さるお方です。祈りは神との交わりです。それは、なににも代えられない人生の宝になるほどの幸いなことです。この神、主に信頼して共に歩めますように。主の祝福をお祈りします。

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