正しい順序

2023年11月5日(日) 第一主日礼拝

宣教者 高見龍介牧師

創世記 26章15~25節

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【今日のメッセージ】

近年、電車の中で平然と化粧をする若い女性が増えていると言います。本来化粧とは人目を忍んでするもの。人前で素顔をさらしてするものではないはずです。しかし、近頃の女性は、これを「恥ずかしいこと」とは思わず、平然と人前で行うというのです。ある脳神経外科医によれば、これは恥じらいの感覚をつかさどる前頭葉が未発達な者に多く見られる行動であり、幼少期における親の教育、しつけに原因があるのだというのです。すなわち、近年における若者のモラルの低下は、脳の未発達という疾患に起因するものだったのであり、それらの症状は、幼少期の人格形成過程(社会化過程)の中で起こる「家庭崩壊」や「甘やかし」などが原因となって引き起こされていたものであったということなのです。
核家族化が進んだ現代では、ただでさえ家庭内のコミュニケーションが減少しているのに、なお仕事に専心し、家庭を顧みないお父さんたちがいます。このような状況下では、子どもの心も脳も健全に発達し社会化していくことはできないのです。それゆえ、家庭環境が崩壊しつつある現代では、今後ますます社会的混乱が引き起こされていく可能性があるのです。
では、私たちが真に安心できる社会、平和な家庭を作り出していくには、一体どうしたらいいのでしょうか。それは「品位ある生活」を送ることによって与えられるのだとパウロは語っているのです(Ⅰコリント7:35)。すなわち、「正しい順序」に従った生活を行うことによって実現するのだと言っているのです。では、「正しい順序」とは一体どのようなものなのでしょうか。本日はそのことを創世記イサクの物語から検証してみたいと思うのです。

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【宣教箇所】

26:-1 井戸をめぐる争い
26:15 ペリシテ人は、昔、イサクの父アブラハムが僕たちに掘らせた井戸をことごとくふさぎ、土で埋めた。
26:16 アビメレクはイサクに言った。「あなたは我々と比べてあまりに強くなった。どうか、ここから出て行っていただきたい。」
26:17 イサクはそこを去って、ゲラルの谷に天幕を張って住んだ。
26:18 そこにも、父アブラハムの時代に掘った井戸が幾つかあったが、アブラハムの死後、ペリシテ人がそれらをふさいでしまっていた。イサクはそれらの井戸を掘り直し、父が付けたとおりの名前を付けた。
26:19 イサクの僕たちが谷で井戸を掘り、水が豊かに湧き出る井戸を見つけると、
26:20 ゲラルの羊飼いは、「この水は我々のものだ」とイサクの羊飼いと争った。そこで、イサクはその井戸をエセク(争い)と名付けた。彼らがイサクと争ったからである。
26:21 イサクの僕たちがもう一つの井戸を掘り当てると、それについても争いが生じた。そこで、イサクはその井戸をシトナ(敵意)と名付けた。
26:22 イサクはそこから移って、更にもう一つの井戸を掘り当てた。それについては、もはや争いは起こらなかった。イサクは、その井戸をレホボト(広い場所)と名付け、「今や、主は我々の繁栄のために広い場所をお与えになった」と言った。
26:23 イサクは更に、そこからベエル・シェバに上った。
26:24 その夜、主が現れて言われた。「わたしは、あなたの父アブラハムの神である。恐れてはならない。わたしはあなたと共にいる。わたしはあなたを祝福し、子孫を増やす/わが僕アブラハムのゆえに。」
26:25 イサクは、そこに祭壇を築き、主の御名を呼んで礼拝した。彼はそこに天幕を張り、イサクの僕たちは井戸を掘った。

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