こどもの皆さん、いらっしゃ〜い!

2021年11月21日(日) 第三主日礼拝・こども祝福式

宣教者 岡村直子牧師

マルコによる福音書 10章13〜16節

コロナ感染危機が長引いて、教会として集る行事を休止しておりましたが、感染率も大分収まり、本日こども祝福礼拝にお子さんや保護者の方々をお招きすることができ、感謝でいっぱいです。
日頃執務をしている場所は、幼稚園の敷地内にあり、こどもたちの声が聞こえてきます。先生が導かれることに従ってこどもたちが、聖書の言葉を暗唱したり、賛美歌を歌ったり、お祈りをすることを覚えて、“このお祈りを、イエスさまのお名前をとおしておささげします!”と元気よく声を合わせて祈る姿に毎回感動と共に大きな希望を感じています。今後の人生の中で、きっとこれらのことはこどもたちの身を助けることになると信じています。先代の方々が、この教会がこどもたちへの伝道を志して幼稚園を始めたことは聖書のことばに従っていることだと改めて思います。
今日選ばせていた聖書の言葉はイエスさまがこどものことをどう思っておられるかが知れるところです。この頃イエスはご自分が捕えられて死ぬこと、復活することを既に弟子たちに伝えていました。そんな中でのこどもたちの訪問を弟子たちは迷惑と思って追い返そうとしましたが、主イエスにとってこどもたちとの交わりはその後の死までの歩みの前に、どんなに希望や愛を感じるひとときのくつろぎとなったことかと想像いたします。あなたは神さまから招かれて今日ここにいてくださっていると思っていただけますように。神さまの祝福を心からお祈りいたします。
「イエスに触れていただくために、人々が子供たちを連れて来た。弟子たちはこの人々を叱った。しかし、イエスはこれを見て憤り、弟子たちに言われた。『子供たちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。はっきり言っておく。子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。』そして、子供たちを抱き上げ、手を置いて祝福された。」(マルコ10章13-16節)

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