イエス・キリストの系図

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2016年12月4日

マタイによる福音書1章1~17節

宣教者:富田愛世牧師

【イエス・キリストの系図】

新約聖書の一番はじめに書かれているのがイエス・キリストの系図です。これを途中まで読んで「聖書はつまらない」と感じられる方が多いと思います。私たちにはなじみの薄いカタカナの名前ばかりが羅列され、何を意味しているのか分かりません。しかし、イエスという一人の人が救い主、キリストとしてこの世に来られるまでには、色々な時代背景や人物の物語が隠されているのです。

【系図の舞台裏①】

イエス・キリストの系図の中には本来ならあまり触れたくないような事実が書かれています。一つ目は5節にある「ルツ」という名前です。彼女は異邦人でした。異邦人の血が混じっては純粋なユダヤ人の家系とは言えません。ですからもしそのような事実があれば普通は隠してしまいます。しかし、イエスは全人類の救い主としてこの世に来られたことを証しするため異邦人の血が混じっていることを隠さなかったのです。

【系図の舞台裏②】

もう一つは6節です。「ダビデはウリヤの妻によってソロモンをもうけ」とあります。ダビデ王は自分の権力を利用して部下であるウリヤの妻を奪いました。このようにイエスの家系を見る時、それは必ずしも私たちが考えるような意味での純粋さや清さは存在しません。

【イエスの誕生】

私たちはイエスの誕生日としてクリスマスをお祝いします。聖書の語るクリスマスはただ上っ面だけの喜びではないのです。ヘブル語聖書の預言者はイエス・キリストの誕生をこう預言しています。「闇の中を歩む民は、大いなる光を見/死の陰の地に住む者の上に、光が輝いた。」(イザヤ9:1)「ひとりのみどりごがわたしたちのために生まれた。ひとりの男の子がわたしたちに与えられた。」(イザヤ9:5a)

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