信頼できる幸い

10月22日(日) 第四主日・合同礼拝

宣教者 岡村直子牧師

詩編 26編1~6節

【今日のメッセージ】

詩編23編は、キリスト教の人々やユダヤ教の人々をはじめ時代を越えて広く愛され、親しまれてきた信仰の言葉であり、祈りの言葉です。困難の中にある多くの人々を励ましてきました。作者ダビデは今から3000年ぐらい前の実在の人です。“主”とは神の別の呼び方ですから、「神は羊飼い」という意味です。羊飼いといっても日本に住むわたしたちにはイメージが持ちにくいですね。当時のパレスチナ地方では、羊の群れと羊飼いは日常目にする光景でした。ところで「こひつじ幼稚園」の“こひつじ”とはどのような意味があるのでしょうか? 見回してみれば「こひつじ幼稚園」という同じ名前の幼稚園は日本にたくさんあります。文字通りには、小さい羊という意味です。小さい羊はこどもで可愛いからでしょうか? 色々な意味を含ませることができますが、子羊は神の子イエス・キリストを指す言葉なのです。神の愛を具体的に表した方がイエス・キリストです。神はあなたや私を含む人間を見捨てることはできませんでした。

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【引用聖句】

23:1 【賛歌。ダビデの詩。】主は羊飼い、わたしには何も欠けることがない。
23:2 主はわたしを青草の原に休ませ/憩いの水のほとりに伴い
23:3 魂を生き返らせてくださる。主は御名にふさわしく/わたしを正しい道に導かれる。
23:4 死の陰の谷を行くときも/わたしは災いを恐れない。あなたがわたしと共にいてくださる。あなたの鞭、あなたの杖/それがわたしを力づける。
23:5 わたしを苦しめる者を前にしても/あなたはわたしに食卓を整えてくださる。わたしの頭に香油を注ぎ/わたしの杯を溢れさせてくださる。
23:6 命のある限り/恵みと慈しみはいつもわたしを追う。主の家にわたしは帰り/生涯、そこにとどまるであろう。

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