主にあるワンチームで行く

2020年1月26日(日)  第四主日主の晩餐礼拝

宣教者 岡村直子先生

ヨハネによる福音書15章16~17節

はじめまして。本日宣教の機会が与えられたことを感謝しています。聖書の言葉は読むごとに新しい発見を与えてくれるものです。今日選ばせていただいた箇所は、皆さんにとってもなじみのあるよく知られた言葉だろうと思います。私個人的にはこの言葉にも押し出されて16年前に宣教師となって出かけました。教会は主イエスの死と復活から生まれました。教会は父・子・聖霊なる神により、神と共にキリストの福音を伝える活動を続けている共同体です。神が選んだワン・チームです。今日の聖書で主イエスは聞く者に、選んだ理由を語っておられます。『あなたがたが出かけて行って実を結び、その実が残るようにと、また、わたしの名によって父に願うものは何でも与えられるようにと、私があなたがたを任命したのである。』 教会は「出かけて行く」ことを使命として与えられた共同体です。「出かけて行く」ことの意味は文字通りの意味の背後にある “キリスト”の姿が込められている言葉であることに気付かされます。実を結ぶのは神の御業ですが、実とは何を意味しているのでしょうか。互いに愛し合いなさいというイエス・キリストの命令は、具体的にどのようなことを指しているのでしょうか。このようなことについて今日は語らせていただきたいと思います。ラグビー熱に影響されたわけではありませんが、教会はキリストにおけるワン・チームであることを心に留めたいと思います。

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