クリスマスのイエスはキリストです

2021年1月17日(日) 第三主日・成人感謝礼拝

宣教者 岡村直子牧師

フィリピの信徒への手紙 2章 6節~11節

今日は「成人感謝礼拝」として、こひつじ幼稚園を卒業された該当の方々や当時の先生方をお招きして共に礼拝を行うはずでした。残念ながら緊急事態宣言が発令されたために中止になり、お客様どころか教会員の方々も教会に集って参加できません。しばらくZoomでのオンライン礼拝や週報と宣教原稿をもとに個人で礼拝をしていただくことになりそうです。
「キリストは神の身分でありながら、神と等しい者であることに固執しようとは思わず、かえって自分を無にして、僕の身分になり、人間と同じ者になられました。人間の姿で現れ、へりくだって、死に至るまで、それも十字架の死に至るまで従順でした。このため、神はキリストを高く上げ、あらゆる名にまさる名をお与えになりました。こうして、天上のもの、地上のもの、地下のものがすべて、イエスの御名にひざまずき、すべての舌が『イエス・キリストは主である』と公に宣べて、父である神をたたえるのです。」(2章6〜11節)上記の言葉は、パウロがいた時代の初代教会では既にキリスト賛歌としてあったものと言われています。キリストがどなたで何を成して下さったかが凝縮されています。“キリスト”は、名前ではなく称号です。神が選んだ救い主の称号です。イエスは救い主キリストであるということを人が自分の人生の中で体験して、心から神を讃美し礼拝できますように。クリスマスの赤ちゃんイエスは、貧しく暗く臭い家畜小屋で生まれるように神が導かれたことに象徴されるように、生まれてから死ぬまでイエスはキリストとして生き、死に、復活して今も共におられる救い主です。

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