踊るダビデ

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サムエル記下6章12~23節

2016年07月03日

宣教者 富田愛世牧師

【神の箱】

神の箱はイスラエルと神との契約のしるしであり、神の臨在を表わし、中には十戒の刻まれた石の板等が納められていました。しかし、ペリシテとの戦いの中でペリシテ軍に奪われ、その後キルヤト・エアリムという町に安置されたのです。(サム上7章)ダビデは自分がイスラエルの王となり、この国を治めるにあたって神の箱をダビデの町、エルサレムに移したいと考え、バアレ・ユダ(=キルヤト・エアリム)から運び出しました。

【心からの喜び】

ダビデは神の箱がエルサレムに入るとそのパレードの先頭に立って喜び踊りました。ダビデにとって神の箱がエルサレムに来るということは、神との契約の再確認であり神の臨在そのものだったのです。神と共にいることにこの上もない喜びを感じダビデは踊りだしました。そしてその喜びを民と共に分かち合うため民全員にパンや菓子をふるまいました。感情において、そして自分の財をふるまうことによってダビデは喜びを表現したのです。

【ミカルの対応】

イスラエルの民衆を祝福した後、自分の家族を祝福しようと戻ってきたダビデを迎えたのはサウルの娘ミカルの皮肉を込めた言葉でした。ミカルは王家の娘としての立ち居振る舞いを心得ていました。ミカルから見るなら、ダビデは野蛮な成り上がり者でした。しかし、神の目にはダビデの方が王家にふさわしい人物だったのです。私たちも理性で感情をコントロールしています。しかし、気がつくとコントロールしているつもりがいつの間にか理性に縛られ感情を失ってしまってはいないでしょうか。ダビデの行為はただの感情的な行為ではありません。霊的な信仰的な裏づけのある感情的な行為なのです。神の前に素直に心を表わし、素直に喜ぶ姿なのです。

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