選ばれた十二弟子

2019年9月6日(日) 第一主日礼拝

宣教者 山本弘夫伝道主事

マタイによる福音書10章1~4節

マタイによる福音書では5章から7章までにイエスの説教がまとめて語られ8章、9章でそのイエスが何をなさったかが語られます。
そして本日の10章からイエスの新しい伝道の働きが始まります。
「イエスは十二人の弟子を呼び寄せ、汚れた霊に対する権能をお授けになった。汚れた霊を追い出し、あらゆる病気や患いをいやすためであった。」と書かれています。
この選ばれた十二人が新しい神の国、教会の礎(いしずえ)となるのです。
イエスに選ばれた十二人はどのような人であったでしょうか。
一つ目は、特別に優れた教育を受けたり優秀な能力を持つ人という訳ではないことです。高い社会的地位や特権をもつ人でもありません。しかしイエスはこれら十二人がイエスによって変えられた将来の姿を見ておられます。イエスは凡人が持つ平凡なものを大きく変えて用いる方です。
二つ目は、多様な人から選ばれていることです。ローマのために同胞から税金を取り立てるマタイと熱狂的ユダヤ愛国主義者の熱心党のシモンがともに弟子とされています。この二人もイエスのもとにあっては同志となり愛し合うものと変えられております。
次にイエスはどのような目的でこの十二人を選んだのでしょうか。
神の国を述べ伝えるという大事業を起こすためには、この働きに仕えその目的を受け継ぎ広めて行く人材、働き人が欠かせないためです。この十二人は十二使徒と呼ばれます。使徒とは「特定の目的のために職権を委ねられ遣わされた者」という意味です。この働きはイエスから受けたものを伝えて行うのですからこれを担う者は、常にイエスとともにいることが必要です。

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