豊かに実を結ぶ

2019年9月15日  第三主日合同礼拝
宣教者 中田義直先生(日本バプテスト連盟常務理事)聖書:ヨハネによる福音書15章1~5節

イエス様は十字架を前にした告別説教で、「わたしにつながっていなさい。わたしもあなたがたにつながっている」(4節)と語りました。弟子たちとの別れの時が迫る中、イエス様は弟子たちに「つながる」ことの大切さを示されているのです。
イエス様と弟子たちをつなぐもの、それは「信頼」です。死による「別れ」によって、弟子たちはイエス様と直接話すことも、その姿を見ることも、体に触れることもできなくなります。しかし、それでも「信頼」によってつながり続けることができるのです。イエス様はこの「つながり」を双方向のこととして示されています。ですから「つながり」を「信頼」に置き換えるならば、弟子たちに対してイエス様は「わたしもあなたたちを信頼している」とおっしゃっているのです。そして、このイエス様の「信頼」は私たちにも向けられています。つまり、イエス様は私たちを信じていてくださるのです。
イエス様は弟子たちの中から裏切るものが出ること、自分を捨てて逃げ出してしまうこと、イエス様の約束を信じることができないものがいることを知っていました。この時、ユダはイエス様の元を離れていましたが、ペトロもトマスもイエス様のこの言葉を直接聞いていました。ご自分の元を離れた弟子、離れる弟子たちに対してもイエス様は「私もあなたがたにつながっている」と語りかけるのです。
そして、イエス様は弟子たちに「わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ」(5節)と語ります。イエス様が私につながっていてくださるという事実に気づくとき、私たちは何物にも代えがたい、「救いの恵」「救いの喜び」という豊かな「実り」を私たちはいただくことができるのです。

 

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