わたしは良い羊飼いである

2019年2月16日(日)  1/2成人感謝合同礼拝

宣教者 松村誠一先生

ヨハネによる福音書10章7~18節

旧約聖書にはしばしば悪い羊飼いと良い羊飼いの話が出てきます。神に従わないイスラエルの悪い指導者のことを悪い羊飼いにたとえています。悪い羊飼いはイスラエルの民を正しい道に導くことをせず、自分たちの勝手気ままな生活をするために悪政を行い、民をばらばらにしてしまっていたのです。その状況を神は憂い、預言者エレミヤを通して民に語りかけています。「このわたしが、群れに残った羊を、追いやったあらゆる国々から集め、もとの牧場に帰らせる。群れは子を産み、数を増やす。彼らを牧する牧者をわたしは立てる。群れはもはや恐れることも、おびえることもなく、また迷い出ることもない」(エレミヤ23章3,4節)
このエレミヤ書の預言の成就としてイエス様が良い羊飼いとしてこの世に来て下さったのです。
良い羊飼いとしてこの世に来て下さったイエス様は「わたしは羊のために命を捨てる。」と語られました。そしてご自分で語られた通りイエス様は私たちのために十字架におかかりになり、命を捨てられました。その出来事によって私たちは神からの命へと招かれていることを知らされております。
イスラエルの歴史を通して、そして御子イエス様を通して神ご自身が私たちを愛して下さるお方であることを具体的に示して下さいました。その神の愛に感謝して、イエス様を救い主と信じ、イエス様に従っていきたいと思います。

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