過去の過ち

Second Chance Church Stock Photos過去の過ち

サムエル記下21章1節~14節

2016年7月24日

宣教者 富田愛世牧師

【ギブオン人】

ギブオン人とは元々カナン地方に住んでいた民族でヒビ人だと思われます。今日の箇所では「アモリ人の生き残り」と書かれていますが、これについては不明です。イスラエルとギブオン人の関係はヨシュア記9章で、イスラエルがカナンを征服する時、ギブオンに住む人々との間に協定が結ばれ、ギブオン人はイスラエルのために「祭壇の芝刈りと水汲み」をする仕事が与えられました。

【過去の過ち】

21章には「三年続いた飢饉」という背景があります。王の仕事は国民を守ることなので、民を飢えから守るため神にお伺いを立てました。その結果、この飢饉の原因はサウル王が流したギブオン人の血にあるということが分かったのです。サウル王の時代に何があったのかは、はっきりしませんが、ギブオン人との間に交わされた協定が破られたこと、そして、その流された血に対する償いがなされていないことが判明しました。

【被害者への償い】

ダビデとサウル王には血の繋がりのような関係はありません。しかし、ダビデはイスラエルの王として、歴史に真摯に向き合い、償うべき罪に対して、どう対処すればよいかをギブオン人に尋ねました。教会では「赦し」ということが強調されるあまり、暴力を受けた被害者に対して赦すように促す傾向があります。しかし、暴力に対しては「赦す」ことは解決にはなりません。加害者は認め、謝罪し、償わなければならないのです。

【神の答え】

ダビデは加害者として、言い訳をすることなく、罪を認め、謝罪し、償いました。その結果、神は「この国の祈りにこたえられた」のです。単純に雨が降ったということではなく、罪が取り除かれるということが重要なのです。

コメントは利用できません。

Copyright 2017 日本バプテスト東京第一教会