羊飼いは見た

new-mercies

2017年12月24日  クリスマス礼拝

ルカによる福音書2章1~21節

宣教者:富田愛世牧師

【羊飼い】

聖書の中には「羊飼い」という表現がよく出てきます。有名な詩篇23篇では「主は私の羊飼い」と語っているし、ダビデ王もはじめはただの羊飼いでした。羊飼いはイスラエルの社会の中になくてはならない存在でした。しかし、現実には彼らは最下層の人々でした。羊飼いたちはその仕事のゆえに神殿での儀式にも参加できず、律法を守ることもできなかったからです。しかし、そのような羊飼い達に主の使いはあらわれ、救い主の誕生を伝えたのです。

【み使いの言葉】

人々から「卑しい者」としてのレッテルをはられていた羊飼いたちは天のみ使いを見たとき非常に恐れました。しかし、み使いは彼らに「恐れるな」と語りました。それは今まで彼らが教えられていた「神」の本質と本当の「神」の本質が違うということを表しているのです。神はいつも彼らと共にいてくださるのです。宗教という一つの枠の中だけで考えられていた神が、人間の作ったその枠を壊し人となってくださったのです。

【さあ、・・・見てこよう】

み使いのことばを聞いた羊飼いたちはすぐにベツレヘムへ行きました。そして、飼い葉おけに寝ている幼子を見つけ、み使いたちの語ったことを告げたのです。み使いのことばを疑わず、すぐに行動に移したことによって彼らは、救い主にお会いすることができました。そして、その喜びを人々に伝え、神を賛美しながら帰っていったのです。

クリスマスを迎えて、世の人々は良くも悪くもキリスト教に注目しています。最初のクリスマスに羊飼いたちが味わった喜びを2千年後の私たちも同じように味わっているでしょうか。今そのことが問われているのです。

 

コメントは利用できません。

Copyright 2018 日本バプテスト東京第一教会