立ち直った時

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2019年4月7日   主の晩餐礼拝

ルカによる福音書22章31~34、54~62節

宣教者:富田愛世牧師

【春は別れの季節ですか?】

「春」にどのようなイメージを持っていますか。学生にとっては別れや出会いの季節、節目でもあります。教会ではイースターです。イースターこそ、教会にとって大きな節目の出来事です。イエスは「最後の晩餐」と呼ばれる席を設けました。しかし、弟子たちはその席で、いったい誰が裏切るのかと心騒がせるのです。

【別れはいつか来るもの、大切なのは信仰】

別れに淋しさを募らせることは簡単です。裏切っていく人を恨みに思うことも簡単です。しかし、そこに未来を変えていく力や希望はありません。心の中には曇り空だけが残ります。なぜなら、自分への評価に左右されるからです。去っていく人の心に残るべきものは信仰です。どんなに離れたとしても、信仰によって繋がることができるのです。

【信仰が無くならないように】

イエスはご自身を裏切るシモンに向かって、信仰が無くならないように祈りました。イエスは、弟子達一人ひとりの信仰がなくならないように、熱心に祈りました。同じように、私の信仰がなくならないように、あなたの信仰がなくならないように、と祈られるのです。解りあえない友のために、離れていく友のために、私に代わってイエスは祈り続けてくださるのです。

【祈りに支えられて】

イエスは「だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい」と語ります。弱さを持っているからこそ、託されたのです。誘惑を遠ざけるために祈るのではなく、誘惑や困難にあっても無くならない信仰を祈ったのです。祈りによって、未来への希望を思い描くことができます。そこに広がるのは、曇り空ではなく、イエスの光りです。

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