神の目

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サムエル記上16章1~13節

2016年06月05日

宣教者 富田愛世牧師

【これまでのあらすじ】

元来、イスラエル民族は神を中心とした共同体で、その時々に応じて神から遣わされた預言者、祭司、士師と呼ばれる指導者たちが国を治めてきました。しかし、預言者サムエルの時代に人々は、普通の国と同じように「王」が欲しいと求めました。そして、神によってサウルという王が選ばれました。サウル王は神に忠実な王としてイスラエルを治めていましたが、権力という誘惑に負け、神から離れるようになってしまったのです。

【サムエルの最後の仕事】

預言者サムエルはサウル王が神から離れてしまったのを知り、嘆いていた時、神の言葉がサムエルに臨みました。それは、新しい王を選ぶので、その者に油を注ぐようにということでした。サムエルは神の言葉に従い、ベツレヘムにいるエッサイという人の所へ行きました。

【神の選び】

エッサイには7人の息子がおり、サムエルはその息子たちを見て、神に選ばれたのは誰かと目を凝らして見ていたようです。初めに長男がサムエルの元に連れて来られました。その時、神は「容姿や背の高さに目を向けるな。わたしは彼を退ける。人間が見るようには見ない。人は目に映ることを見るが、主は心によって見る。」と語られたのです。(7節)

【ダビデの選び】

エッサイの息子たちはサムエルの前を通りましたが、誰も主の目に叶いませんでした。そして、最後に羊の番をしていた末の息子を連れてきたところ、神は末の子であるダビデを選び、サムエルはダビデに油を注ぎました。神は家父長制という常識を意味のないものとし、忘れられた者、数に入れられない者を引き上げ、その計画の中心に据えることによって、その計画を実現されるのです。

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