本当の強さ

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サムエル記上17章41~54節

2016年06月12日

宣教者 富田愛世牧師

【ダビデの見た光景】

この当時ダビデはまだ年若い少年だったようです。父の言い付けで戦いに出ている兄たちの安否を尋ね、食料を届けに行きました。そこでダビデが見たものは、敵の将ゴリアトとその前に脅えているイスラエルの兵士たちでした。ダビデはゴリアトと戦うことを望み、そのことがサウル王に伝わりました。

【サウル王の信仰】

サウル王はダビデがまだ少年であるのを見て、始めは否定的でしたが、ダビデの主に対する確信を持った態度を見て戦うことを許可しました。一国の王がその国の明暗を一人の少年にまかせるなど考えられないことですが、たぶんサウル王はダビデの中に昔の自分を見、主がダビデと共にあることを信仰のうちに見抜いたのです。

【素人の心得】

ダビデは戦いのシロウトでした。ですから「鎧」も「兜」も使うことが出来ませんでした。大きな剣や槍を使うことも出来ませんでした。ただ自分がいつも羊の番をするときに使う「石投げ」を持って戦場に向かったのです。無から有を生み出される主は戦いに対して無知で何も装備を持たない、しかし、主に信頼する信仰だけは人一倍持っていたダビデに力を与えてくださったのです。

【悪に対する態度】

ダビデをここまで駆り立てたものは何でしょうか。それはゴリアトの態度でした。ゴリアトはイスラエルに戦いを挑みましたが、それはイスラエルの神に戦いを挑むことであり、ゴリアト自身が神に取って代わろうとすることなのです。ダビデは主なる神以外の者が自分を神とすることを認めることができませんでした。そして、人の作った武具や知恵を頼りにするのではなく、主が守ってくださると確信し、主と共に戦ったのです。

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