心の目

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2017年5月21日 合同礼拝

コリントの信徒への手紙二4章18節

宣教者:富田愛世牧師

【見えないものに目を注ぐ】

今月の幼稚園のテーマ聖句は「見えないものに目を注ぐ」と語ります。しかし、日本語としておかしいと思いませんか。見えないものは見えないのですから、目を注ぐことは出来ないはずです。ところが、ほとんどの人はこの言葉におかしさを感じないと思います。それはみんなが「見えるものだけではない」ということを知っているからです。

【想像力】

見えないものを見る方法の一つが「想像力」です。最近テレビで流れている缶コーヒーのコマーシャルをご存知だと思います。このコマーシャルで二人が想像する自分の姿はネガティブなものかもしれません。しかし、彼らの取った行動は、相手に敬意を表すことでした。

【思いあがり】

様々な働きを想像し、自分に当てはめて「自分にも出来る」とポジティブに自己主張することも悪い事ではありません。しかし、人間関係の中で相手の立場や苦労を想像せず、見える面だけを見たとするならば、そこには対話する余地がなくなり、独りよがりになってしまいます。

【心の目】

「見えないものに目を注ぐ」とは、ただ見るのではありません。心の目を用いて、注意して見るということが「目を注ぐ」という事です。相手の気持ちを感じ取ったり、考えを推測したりする心の目が大切なのです。子どもに、家族に、仲間に対して、聖書が語るように「目を注ぐ」時、彼ら彼女らの新しい、素敵な一面を見つけることが出来るはずです。その時、そこに神の国が表わされているのです。

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