平和な人には未来がある

christian-missionary-holding-child-religious-stock-photo%e5%b9%b3%e5%92%8c%e3%81%aa%e4%ba%ba%e3%81%ab%e3%81%af%e6%9c%aa%e6%9d%a5%e3%81%8c%e3%81%82%e3%82%8b

詩編37編37節

宣教者 富田愛世牧師

【平和な人】

9月にこひつじ幼稚園で子どもたちが覚えた聖句は「平和な人には未来がある」という言葉です。こう言われると「平和でなければ未来はないのか」と突っ込みたくなりますが、そもそも「平和な人」とはどういう人なのでしょうか。

【シャローム】

詩編はもともとヘブライ語で書かれたもので「シャローム」という言葉が使われています。そして、この言葉は「平安」と訳すことも出来るのです。つまり、心に安らぎがあり、穏やかであることによって未来を意識できると語るのです。

【まっすぐに見る】

また、この聖句の前半には「無垢であろうと努め、まっすぐに見ようとせよ」と書かれています。簡単に言うと「素直(肯定的)になれ」ということでしょうか。物事を素直に捉えていく人を「平和な人」と呼ぶのかもしれません。しかし、素直さとは、時に相手を傷つけることもあります。二元論的に肯定的な思考が良いとか、否定的な思考が悪いということではなく、バランスを取っていくことが大切なのかもしれません。

【未来がある】

未来とはこれから来る「時」です。ですから誰にでも未来はあります。しかし、私たちは誰も自分の命の限界を定めることはできません。次の瞬間、命を奪われてしまう可能性もあるのです。ということは、未来は誰にでもあるけれど、自分にとって絶対に訪れるものとは限らないのです。このように不安定な「時」の受け止め方が問われているのではないでしょうか。自分に未来があるかないかは分からない。しかし、未来という「時」に希望を持つことができるならば、心が穏やかになるのではないでしょうか。

コメントは利用できません。

Copyright 2017 日本バプテスト東京第一教会