安心して行きなさい

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列王記下5章9節~19a節

宣教者 富田愛世牧師

【ナアマン】

この箇所には何人かの登場人物がいますが、主役はナアマンとエリシャです。このナアマンはアラムの軍司令官でした。その人物像を聖書は何も語りませんが、地位や経歴から想像すると、努力家であり、誇り高く、自信に溢れた人を思い描くことができると思います。

【ナアマンと教会】

このナアマンの言動に教会の姿を照らし合わせる時、興味深いことに気づきます。ナアマンは重い皮膚病にかかり、それを癒すためエリシャの所へ行くわけですが、そこでのナアマンの態度は、自分の文化や慣習を押し付けることによって、勝手に憤慨しています。教会も信仰という大義名分によって、相手を受け入れるのではなく、こちらの主張を押し付けるようなことがないでしょうか。

【簡単なこと】

エリシャがナアマンに対して伝えたことは、ヨルダン川で七度身を洗いなさいという簡単なことでした。しかし、ナアマンは自分の常識に照らし合わせ、そんなことで癒されるはずがないと判断したのです。神が私たちに命じることも同じではないでしょうか。信仰の成長のために難しいことではなく、心からの礼拝をささげ、聖書を読み、祈り、隣人を愛することを求めておられるのです。

【安心して行きなさい】

自分の身に起こったことに驚き、回心したナアマンは、真の神を礼拝すると決断しました。ただ、ナアマンの生活の中には王と共にリモンの神殿でひれ伏すことがあるので、それを赦して欲しいと願いました。エリシャは、その願いに対して良いか、悪いかという二元論的な判断ではなく「安心して行きなさい」とだけ答え、神の寛容さを伝えているのです。

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