子どもを見るまなざし

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2018年4月22日     入園・進級感謝合同礼拝

マルコによる福音書10章14~16節

宣教者:富田愛世牧師

【目は口ほどに】

「目は口ほどに物を言う」と言われます。新年度が始まると新しい人との出会いがありますが、初めは恥ずかしさもあってなかなか声をかけられない人も多いと思います。そんな時、目で何かを伝えようとすることがあります。今日の聖書ではイエスの目の様子を想像したいと思います。

【まなざし】

13節を見ると人々が子どもをイエスの側に連れてきましたが、それを弟子たちがしかりつけたとあります。その弟子たちに向かってイエスは「鋭い目つき」で憤って弟子たちをたしなめているのです。そして、次の瞬間「優しいまなざし」で子どもたちを抱き上げ、祝福しているのです。

【イエスは何に憤ったのか】

「女性は土俵から降りてください」というアナウンスには賛否両論あります。何を大切にし、優先順位の上位に置くかによって変わります。この優先順位も時代や状況によって変化します。イエスの時代の優先順位は男、大人、宗教的関心が上位にありました。それは「役に立つ」ものです。それをイエスは否定したのです。しかし、これは他人事ではありません。子どもに対して「将来人の役に立つ大人になりなさい」と言っていないでしょうか。

【神の国】

イエスはそんな価値観に対して「あなたの存在が大切だ」と語りました。現代社会には通用しないかもしれません。また、概念としては知っていますが、いざ自分に降りかかる事柄となると、話は別となってしまうのではないでしょうか。それも私たちの現実です。だからこそイエスの語られる福音という土台の上に立つ必要があるのです。

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