もう、振り返らない

2019年6月23日   第四主日礼拝

フィリピの信徒への手紙3章12~4章1節

宣教者:富田愛世牧師

【わたしに倣う者】

パウロはフィリピ教会の人々を励ましたいと思い、この手紙を書いています。そして、自分に倣う者となってほしいと願っています。「わたしに倣う者となりなさい」という言葉を聞くと「パウロは何で傲慢な人だ」と思うかもしれません。しかし、今のパウロはどんな人なのでしょうか?

【パウロの今】

12節で、既に得たのでも、完全な者となっているわけでもない。途上にあると語っています。そして、後ろのものを忘れと語る時、そこには以前の律法主義的な自分があったのではないでしょうか。以前は家系を誇り、学歴を誇り、行いを誇っていました。しかしキリストに出会った今は、それらのものをチリのように思っているのです。

【神からの賞】

人間社会において賞を得るという時、そこには競争のようなものや他との比較という基準があります。競争に勝ったり、他より優れていることによって賞を得ます。しかし、神が与えてくださる賞は競争や比較ではありません。

【十字架のもとに】

18節を見ると、十字架に敵対する者が多いと書かれています。フィリピ教会に限らず、私たちがこの世の価値観に生きる時、十字架に敵対する者となってしまうということを覚えておかなければなりません。表面的に見るなら十字架は敗北なのです。しかし、イエスは十字架の死によって勝利を得ました。それは愛を行うということなのです。

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